バックパック・バトルのロビー戦で上位を目指すために意識したいことを紹介します。
はじめに
本項は、公式の対戦交流会に7回参加した経験を元に感じたことを記述しました。
参考までに、私の対戦成績を記載しておきます。成績は上がっているように思うので、実践すればある程度の効果はあると思います。
4/20(日) | 4/22(火) | 4/24(木) | 5/17(土) | 5/21(水) | 5/25(日) | 6/29(日) |
19/42位 | 7/21位 | 12/29位 | 11/15位 | 6/23位 | 2/25位 | 3/80位 |
素早くプレイできるクラスやビルドを選択する
ランクモードでは制限時間なしで思考できますが、ロビー戦では制限時間内に買い物と配置を考えてプレイしなければなりません。このため、素早くプレイするというのは最初に意識したい点です。バックパック・バトルで時間がかかる要素は「買い物」と「配置」の2点なので、それぞれをどうやって素早くするかがポイントになります。
買い物については、理解度の高いクラスを選択するしかありません。こればかりは経験が物を言います。自分が使い慣れたクラスを選択しましょう。上振れを狙うのであれば、ランダムスタートやびっくりサックを選ぶのも良いでしょう。
配置については、パワーを発揮するのに配置が特に重要なアイテムを避けることで考える時間を減らせます。代表的な例として挙げられるのは、リーパーのカードデッキ、メイジのチェスボード、レンジャーのドクウルシ、バーサーカーのシカ神のトーテムです。ただ、これらの配置が難しめのアイテムでも、自分なりの決まった配置やコンパクトな使い方が身に付けば配置が早くなります。
また、単純な話ですが、慣れていれば配置も早くなるため、普段からある程度決まった形を作ることを意識してプレイするのもオススメです。
時間に余裕があるラウンドでは、欲しいアイテムが来たらどう配置するかを事前に考えておくのも良いでしょう。
ショートカットキーを活用する
時間に追われながら配置をする必要があるため、大幅な配置変更はリスクを伴います。「配置変更が間に合わず保管ボックスにアイテムが大量に残ってしまった…」といった状況になると、良い買い物ができても水の泡です。大きな失敗を避けるためにも、ショートカットキーを活用しましょう。
”ctrl+z”による「元に戻す」は誰もが使っているくらいに便利な機能ですが、ロビー戦においては“ctrl+数字キー”による「配置の記憶(復元)」も便利です。仮の配置を記憶しておけば、大きく配置を変えた後でも変更前の配置に戻すことも簡単です。「元に戻す」でも同じ操作が可能ですが、手数が多いとctrlキーを押しながらzキーを連打する必要があります。「配置の復元」を使えば、数字キーを1回押すだけで任意の状態に配置を戻せるので、時間ぎりぎりまで配置変更に挑戦できます。使い慣れていないと誤って配置を上書きすることがあるので、普段から意識して使っておくと良いでしょう。
なお、その他の操作方法は下記でまとめています。
対戦したプレイヤーのビルドを把握しておく
ロビー戦はランクモードなどとは異なり、同期型の対戦です。公式が開催しているロビー戦では「同成績」の設定が採用されており、勝ち数が近いプレイヤーとは何度もバトルする場合があります。
このため同成績の設定のロビー戦では、対戦した他プレイヤーのビルドを把握しておき、勝ち数が近いプレイヤーの対策アイテムを積極的に採用することが有効な戦略になります。他プレイヤーの勝ち数は画面左下のスコアボードのアイコンから確認できます。サブクラス選択後のラウンド8から対戦したプレイヤーのビルドは良く覚えておきたいところです。ラウンド7以前でもビルドの方向性が見えるプレイヤー(ダブルアックスやエッグスカリバーなど)は気に留めておきましょう。


ここで、対策アイテムの採用の仕方について、一例として「エメラルドとアメシストのどちらかを非武器に装着する場合」について考えてみます。
ランクモードの場合は、毒耐性のエメラルドより回復阻害のアメシストを装着するほうが優先度が高いことが多いです。その理由は、対戦相手にどんなビルドが来るかほとんど予測できず、毒を付与するビルドより回復するビルドのほうが数が多いため、回復への対策をしたほうが勝率が高くなるからです。
これに対して、ロビー戦の場合はプレイヤー数が少なく、どのプレイヤーとマッチングするかある程度予測できます。このため、対戦したプレイヤーのビルドを把握しておき、毒を付与するビルドが対戦相手に来る可能性が高ければ、エメラルドを装着するほうが勝率が高くなります。
このように、ロビー戦では対戦したプレイヤーのビルドを把握することで、より効果の高い対策アイテムを採用できます。
他プレイヤーのビルドを把握した上で、対策しないほうが良い(対策しても勝てない)場合もあるのが難しいところですが、対戦相手のビルドを覚えて損はありません。
なお、同成績でのマッチングの仕様は公開されていませんが、下記のような仕様だと思われます。
①対戦相手は自分と同じ勝ち数のプレイヤーから優先的に選択される。
②同じ勝ち数のプレイヤーがいない場合、自分より勝ち数が少ないプレイヤーから選択される。
③同じプレイヤーと2連続でマッチングすることはない。
ただ、②については、同じ勝ち数のプレイヤーが複数いる場合でも勝ち数が少ないプレイヤーとマッチングする場合があったため、もう少し複雑な仕様のようです。対戦相手の予測の際はご注意ください。